札幌証券取引所 概要


所在地     : 北海道札幌市中央区南1条西5丁目14番地の1
会員証券会社数 : 18社(2025年12月30日現在)
上場会社数   : 67社
        ・本則市場     57社(うち単独上場10社)
        ・アンビシャス市場 10社(うち単独上場  8社)

  札幌証券取引所

■ 札幌証券取引所の特色

 2025年は札幌証券取引所にとって特筆すべき動きのある一年となりました。ひとつは新市場「北海道ESGプロボンドマーケット」の創設、もう一つは本所への新規上場の増加です。以下に本所の特色を踏まえながら振り返ります(表1)。
表1 札幌証券取引所における2025年の上場銘柄(株式・債権)

 新市場の創設は札証にとって25年ぶりのことであり、これまでの株式市場(アンビシャス・本則市場)とは異なる債券市場です。本市場の創設は本所も一員である「Team Sapporo-Hokkaido」が進める「北海道・札幌『GX 金融資産・運用特区』(以下、金融特区)」に係る地域の取り組みの一つです。この市場は、本邦初のESG債に特化したプロ投資家向けという特徴があります。企業はESG認証された債券を当市場に上場することで、ESGにかかる取り組みを国内外の投資家に向けてより強く発信することが期待できます。

 2025年は新規上場が6社あり、1社はアンビシャスへのIPO、5社が本則市場への重複上場でした。2024年までの直近3年間で本所への新規上場は平均3社でしたが(表2)、当年の増加背景としては本所上場による地方ならではの発信力が注目されている点があります。本所上場時には地元メディアに多数取り上げられ、上場された会社が北海道内での認知度を高める好機となります。上場した会社の中には、道内での人材の採用や販路拡大を上場理由に挙げる会社もあります。

表2 札幌証券取引所における直近3年の新規上場会社一覧(上場日順)

■ 今後の展望

 2025年12月に本所プロ株市場「Sapporo PRO Frontier Market(=SPFM)」の開設予定を発表いたしました。本市場も金融特区の取り組みの一環であり、プロ株市場としては国内3番目の開設となります。一般市場へのステップアップ上場を目指す成長意欲の高い企業に対し、市場関係者からの支援を受けながら成長を加速させる市場と位置付けています。例えば、北海道の重要産業分野に取り組む企業に対しての新規上場手数料や上場時に資金調達を行う企業への上場維持費用の優遇により、SPFM上場企業の負担を減らすことを想定しております。このような一般市場へのステップアップに向けた支援を通じて、地域におけるスタートアップ・エコシステムの一翼を担うことを目指しています。

 

■ お問合せ先

 証券会員制法人 札幌証券取引所 上場推進部
 TEL:011-241-1128(直通)
 Mail:ipo-corner@sse.or.jp
 

※「THE INDEPENDENTS」2026年2月号 掲載 - P.8より
※冊子掲載時点での情報です

■ 関連記事

TokyoProMarket   名古屋証券取引所   福岡証券取引所