THE INDEPENDENTS

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アント・キャピタル・パートナーズ株式会社 代表取締役会長兼社長 尾崎 一法さん

Profile

昭和24年長崎県に生まれる。昭和43年埼玉県立浦和高等学校 卒業。昭和47年上智大学経済学部 卒業。昭和47年石川島播磨重工業㈱ 入社。昭和59年日本合同ファイナンス㈱(現 ・㈱ジャフコ) 入社。平成11年ゼネラル・エレクトリック・インターナショナル・インク 入社。GEキャピタル 上級副社長。平成13年アントファクトリージャパン㈱(現・アント・キャピタル・パートナーズ㈱)入社 代表取締役社長。平成19年同社 代表取締役会長兼社長 就任。

国内だけでなく海外の出資者にも評価される

ファンド総額1300億円

尾崎:ファンドコミットメント額で一番大きいのはPE部門(プライベート・エクイティ、中堅企業へのバイアウト投資)で確実に2倍から3倍とコンスタントに実績が出ています。VC部門は、日興キャピタル時代のアセット引継ぎ部分を含め、ファンド総額は業界大手のひとつです。VC部門は昨年今年とIPO環境悪化の影響で厳しいのですが、じっくりと構えています。セカンダリー部門は既存ファンドの満期前出資分を売却希望する出資者から直接買います。国内セカンダリー業者としての実績や知名度も高く、安定した配当収入が期待できます。現在ファンド募集中のセカンダリー部門、来年にかけて募集計画するPE部門を合わせて400から500億円の募集を見込んでいます。

戦略的な株主構成

尾崎:昨年日興シティに代わり農林中金、三菱商事と我々役職員が当社の大株主になりました。投資会社にもある程度のスケールモデルが必要で、我々にとって一番好ましい株主はどこか、慎重に選んだ結果でした。両社とも非常に懐の深い株主で、短期的結果より中長期的成果を求めています。2社とアント・キャピタル役職員が力を合わせ、PE業界でのアント・キャピタルの卓越したポジショニングを確固たるものにしていこうと考えています。ただコンプライアンスは非常に厳しく求められております。我々はスピード感を失わないこと・自由闊達さを失わないことを大原則に真面目に取り組んでいます。

―ファンド募集体制を強化

尾崎:今後は株主からもファンドにコアマネーを出資していただくことになるでしょうが、大半は外部からの出資者から募集します。出資者は金融法人、事業会社が中心です。各投資グループが原則ファンド募集をしますが、出資者全部に説明に出向いていると投資ができなくなります。そこで募集をサポートする部隊を作りました。法人営業(RM)や海外募集のプレースメントエージェント対応を担当します。海外の年金には5年前からアプローチしています。ハードルは高いのですが、海外の一流機関投資家から出資されるファンドにしたいと思います。


※続きは「THE INDEPENDENTS」2009年8月号p15にてご覧いただけます。

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