【連載】始めはひとりから
4.出会い
本当に多くの人に出会ってきました。
エルゴ・ブレインズ創業期だけに絞っても、システムをゼロから構築してくれた田中さん(元CIO)岡本さん(現スパイアCIO)の名コンビ、創業を一からご指南いただいた現あきない総研代表の吉田さん、長く大番頭を務めてくれた村雲さん、営業面経営面を強力に支えてくれた福岡さん(元CEO)、最初に投資をしていただいたジャフコの國本さん(現インディペンデンツ代表!)、小林さん、國本さんに出資をプッシュしてくれたメンバーズ社長の剣持さん、草創期から媒体として扱っていただいたDAC社長の矢嶋さん、等々本当に多士済々、物凄く濃い人達と短期間で一気に出会うことができました。
とても書ききれないほどの多くの人に支えられてエルゴ・ブレインズは創業から3年程で上場を狙えるほどに一気に軌道に乗ることができたわけです。
「出会いは宝」、などという言葉が陳腐に思えるくらい、人との縁の不思議さ、重要さを改めてひしひしと感じている次第です。
ところで、どうすれば人と出会えるのか、ということも良く聞かれます。もっとも基本的なことは、言葉の章でも書いた通り、自分のドメインを語り続けることです。
その上で、自分自身に磁力を備えること。
人と人との関係は、本質的に対等であり、いい意味でギブアンドテークの関係です。特にビジネスの世界でリーダーとして立つのであれば、その人と一緒に仕事をすると面白そうだ、なにか新しいことができそうだ、儲かりそうだ、ということを感じさせることが必要でしょう。そのためには、自分自身のドメインについて専門知識を磨き、ノウハウを蓄積し、それらを応用することで新しい世界が拓くことを人に予感させること。そしてもっと重要なことは、そうして知り合った人の持つドメイン、自分に無い能力、ノウハウについて単純にリスペクトすることです。そうして、自分とその人との間に上質なケミストリー(化学反応)が醸成されればしめたものです。
そして、そういった上質な関係を築ける人を見抜く方法、それは「直観」を信じることだと思います。いわゆるファーストインプレッションですね。
最後に一言、もしあなたが「経営者」になるのであれば、どんなに素晴らしい仲間や家族がいても、最後の最後は「自分一人」だということを肝に銘じておくことが肝要かと思います・・・・・・。
THE INDEPENDENTS 2010年10月号より


