THE INDEPENDENTS

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東洋商事株式会社 取締役 経営戦略室 梅村 佳明さん

東洋商事 梅村

ホッコクグループとして再出発する業務用食品卸問屋

―日本蕎麦、うどん店向け食材卸業者の老舗

東洋商事は1979年創業以来、日本蕎麦、うどん専門店に特化した業務用食品卸問屋であった。近年は、一般的な食堂や大手外食チェーン店などの新規顧客を獲得、業務用総合食品卸問屋としての地位を確立した。取扱商品も調理冷凍食品、ドライ食品、水産物、畜産品と多岐にわたり、関東のほかにも大阪、名古屋などの主要都市に9営業所を構え、大型物流センター等を設置し、年商200億円まで業容を拡大してきた。

―ホッコクの子会社として再出発

しかしながら、近年大口取引先との取引解消が重なり、一方で競争激化や値下げ要求などから収益が低調なままに推移する状況のなか、資金繰りの悪化を招き、2009 年6 月12 日に民事再生手続開始の申立を行った。2009 年12 月24 日に東京地方裁判所より再生計画認可決定を受け、株式会社ホッコク(JASDAQ上場)をスポンサーとして平成22年3 月1日に会社分割・承継のスキームでホッコクの100%子会社となった。ホッコクとのシナジー効果ホッコクは主に『どさん子』『みそ膳』『原点』『藤平』のブランドでラーメン直営店舗の運営、各ブランドのFC 本部として450店舗の展開を図っている。今後は、東洋商事の販売顧客との合計約8,000店の仕入を一元化することで、スケールメリットを生かした仕入原価の低減と物流効率の向上を図る予定である。

さらにホッコクの全国7営業所と東洋商事の全国9営業所の営業・物流拠点の統廃合を行い、各拠点での営業・物流の取扱高を高めると共に営業、SV、配達等の業務の役割と責任を明確にすることでホッコクグループとして機能の強化と業務の効率化を目指している。

―新生東洋商事の基本方針

●日本蕎麦・うどん店向けの業務用食品問屋としての原点回帰を行い、顧客に必要とされる存在を目指す。

●商品調達機能、物流機能、営業機能という強みを活かし、蕎麦・うどん店以外の新しいマーケットを創出。

●ホッコクグループの一員として、食材を調達し店舗へ届けるというグループ全体の業務用食品問屋機能の強化。

―梅村取締役からのコメント

梅村:当社のコアマーケットは、個人経営の蕎麦・うどん店です。三温度帯商品の取扱いは勿論のこと、弊社社員による機動的なルートセールス力、又新商品の開発やメニュー提案力は、多くの顧客から高い評価を頂いております。ホッコクグループの一員として再出発することにより、これからも新たな成長分野にマーケットインすることを目指し、積極的な営業展開を進めてまいります。

※「THE INDEPENDENTS」2010年5月号 - p18-19 より

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