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(株)ecommit

2021-03-18 公開
(株)ecommit
ecommit Co.,Ltd.
代表取締役 川野 輝之
Kawano Teruyuki

【川野 輝之 氏 略歴】
生年月日:1984年4月27日 出身高校:都立舘高校
貿易商社を経て2007年家電製品のリユース事業を鹿児島で起業、2008年法人化。循環の仕組みをビジネスモデルにして、国内海外でのリユースリサイクル事業を拡大。全国8拠点で企業や自治体のごみの削減に貢献。京都大学超SDGsコンソーシアムにメンバー参画。

【(株)ecommit】
設 立 :2008年10月1日
資本金 :20,000千円
所在地 :鹿児島県薩摩川内市水引町2803
拠 点 :鹿児島、福岡、広島、埼玉、群馬、東京
事業内容:中古品の卸売業、産廃収集運搬、店舗運営

<起業家インタビュー>

モノを循環させる持続可能な仕組みをつくり、ビジネスで環境問題を解決します


■エコミットがつくる持続可能な循環システム

 エコミットは世界中でモノを循環させる持続可能な仕組みを作ることで、少しでもごみを減らすことに貢献しています。
 例えば、企業の売れ残り品や自治体のクリーンセンターで捨てられたモノの中からまだ使えるモノを常時回収(レスキュー)し、海外や国内に販売しています。中古農業機械の買い取り、海外輸出事業から起業し、取り扱い品目と販路の拡大によって、今では32か国に年間800コンテナ以上を販売しています。
 また、時代の変化と共に、海外だけでなく販路の分散化が必要であると判断し、国内での買取販売先拠点を1,500カ所以上に増やしていきました。
 国内の販売方法として、全国のリユースショップ等への卸販売や、中古品販売業者向けのネットオークションを展開しており、ネットでの個人消費者向け販売事業も加速中。さらに自社店舗のリユースショップ「FUN2BAZAAR」に続いて、「ECOBASE(エコベース)」を昨年9月にオープン。リユース文化を啓蒙発信する拠点として工場跡地をリノベーションした大型販売店を運営しています。

■ごみ削減とコスト削減を両立する主要サービス「エコバリューサイクル(EVC)」

 創業13年で培ったリサイクル品の販売データベースと回収品追跡管理システムを駆使した、弊社の主要サービスEVCは、クライアント様、それぞれの要望に答えるカスタムサービスです。自社スタッフや回収パートナー企業(廃棄物許可処理業者)がトラック1台で、リユースショップ、家電量販店、ホテル、飲食店、アパレルなどの企業へ赴き、発生した什器備品、在庫処分品、下取り品を回収します。通常、不用品は体積(立米)単位の目分量で換算し引き取られ、全てまとめて廃棄されてしまいますが、エコミットでは、回収の場で適切に計量登録することで透明性を確保し、できるだけ廃棄物を有価物に回し、適切にリサイクル・リユースの循環に導くプロセスを構築しています。
 また、自治体向けEVCサービスとして、ごみを減らすことで、廃棄物処分場(埋立地)の増設負荷やCO2削減ができ、環境改善や市民の暮らしの質を高める事に繋げています。自治体におけるEVC導入実績は12市町村あり、更に今期中に13市町村が追加される見込みです。導入実績としては、鹿児島県屋久島町での離島循環モデル、リサイクル率83.1%(2018年)で話題の鹿児島県大崎町におけるリユースプロジェクト推進などがあります。

■廃棄物を可視化する計量集計システム「エコバリューパック(EVP)」

回収した産業廃棄物は計量処分データの行政報告が義務化されており、エコミットでは車載計量器にBluetooth機能を組みあわせ大幅な省力化と透明性の高い計量情報を開示できるEVPシステムを自社はもちろんパートナー企業に提供しています。蓄積された計量情報は、種別、店舗別の排出推移や廃棄CO2削減量等をレポート提出する事ができ、企業の環境活動貢献をサポートします。参考数値としてはEVPで集計することで廃棄物中のリユース品レスキュー率は40%前後(kg換算)ということがわかっています。

■リユース商品のリアルネットオークション

国内の中古品販売企業のみならず、海外20か国のバイヤーがオンラインで参加する国際的なBtoBリユース品売買プラットフォーム「リステージ オークション福岡」を毎週木曜日に開催しています。グローバルな商流をつくることで、日本では価値の低い商品、例えば食器などでも海外では価値を見出されています。競幅は1クリック250円で、各国の販売データを分析し、定期的に参加者に売れ筋商品を提供しています。

■環境問題を解決する仲間を増やし続ける

私は高校時代のアルバイトをきっかけに世界の環境問題に関心を持ちました。2007年に妻の実家がある鹿児島で起業し、中古農業機械の買取及び輸出を始め、建設機械や古着へと取り扱いを広げると同時に、地域の活性化問題にも取り組み始めました。経営メンバーには各地域のコミュニティデザインに関わる永山由高取締役、公認会計士でCFOを務める吉居大希取締役、海外営業責任者の武石伸一常務執行役員をはじめ、全国からecommitの理念「本当に世の中に役立つ環境ビジネスを追求する」に共感してくれるスタッフが集まっています。

■広く共感されるブランドづくり

 これからはモノを生産することと同じくらい、モノを循環させるのが当たり前の時代になります。2020年9月、ecommitの理念を象徴する、モノの循環拠点として「ECOBASE KAGOSHIMA」がオープンしました。リユース品に「ルーツ」と「ストーリー」を感じるように商品の出どころや歴史を残しながら、新品よりも価値があるリユース品として、次の所有者の手へ渡るように回収、販売をしております。
 ストーリーの例として、捨てられる寸前だった古箪笥の話があります。母の嫁入り道具だった数十年物の箪笥、細かな装飾が施されたこだわりの箪笥をクリーンセンターに捨てようとしていた息子たちにスタッフが声をかけました。実は、思い入れがあって捨てられなかったけれど、母も亡くなり、やむなく捨てるとのこと。大切に使ってくれる人に引き取ってくれるならと、ECOBASEで引き取らせて頂きました。
 その時の、息子さんたちの気持ちに触れたスタッフは、この仕事の意義をとても感じたとのことです。だからこそ廃棄物処理業界全体の負のイメージを払拭し、携わる一人ひとりが誇りをもって働けるカッコいい業界へ変えていきたいと思います。ecommitが大きくなればなるほどごみが削減され、地球環境が良くなる、そんなビジネスモデルを世界に発展させていきます。

(2020.11.26 interviewed by 國本行彦)

※2021年2月号掲載時点での情報です


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【2020年6月号】


(株)農業情報設計社 濱田安之
テラドローン(株) 徳重徹
(株)テクノスピーチ 大浦圭一郎
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(株)トルビズオン 増本衛
(株)キュービクス 丹野博

<ポストコロナ特集>
松田修一、吉崎浩一郎、奥原主一、秦信行

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