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(株)エピグノ

2020-10-22 公開
(株)エピグノ
Epigno Co., Ltd.
取締役最高医療責任者(CMO) 志賀 卓弥
Shiga Takuya

【志賀 卓弥 氏 略歴】
生年月日:1978年6月7日 出身高校:宮城県仙台第一高校
北里大学医学部卒業後、3次救急病院にて外科初期研修を修了、麻酔、救急、集中治療に従事し、ECMOなど体外循環を経験。さらに知見を深めるため、東北大学大学院医学系研究科博士課程へ進学し、2015年人工心臓の研究で医学博士を修了。医療機器開発の産学連携に接し、社会実装必要性を感じ、慶應義塾大学大学院経営管理研究科で2017年経営学修士を修了。2016年慶應義塾大学在学中に東北大学麻酔科での知見を活用したAI手術室マネジメントソフトを開発し、エピグノシステムズ(株)(現(株)エピグノ)を創業。

【株式会社エピグノ】
設 立 :2016年9月2日
資本金 :118,200千円
所在地 :東京都港区六本木6-8-10 STEP六本木ビル WEST 1階
事業内容:医療・介護機関向けマネジメントシステム開発販売

<起業家インタビュー>

ナースのタレントマネジメントと手術室の効率化を通じて病院経営を健全化する


■医療機関向けマネジメントシステム「Epigno(エピグノ)」

当社はナース定着支援システム「Epignoナース」と手術室のオペレーションを最適化する「Epignoオペ室」を提供する医療機関向けSaaS企業です。医療従事者自らがAIを活用して開発している点が最大の特徴であり強みです。医療に関わる人材は専門性が高く、病院オペレーションは縦割化されており、ITシステム化が遅れています。当社は病院において重要な役割を担うナースタレントマネジメントと手術室の効率化を通じて病院経営健全化に取り組んでいます。

■手術室稼働状況の可視化で病院収益改善

急性期病院の収益に占める手術室関連の割合は6割です。一方でコストに占める割合は4割になります。導入病院の例では手術稼働率が8%アップし、緊急手術受け入れ増加等で収益力も上がっています。シミュレーションによるナースや医師の残業時間12.9%削減できれば人件費も5%減ります。「Epignoオペ室」導入実績は千葉大学医学部附属病院、川崎幸病院があり、手術予約業務のIT化も進めています。

■ナースから日本一愛される医療機関を作る

厚労省の資料によるとナースの75%は辞めたいと思ったことがあります。実際に平均退職率は病院ナースで10-14%、訪問看護ナースで30-35%と非常に高くなっています。病院の人件費に占めるナースの一般的な割合は60%と最も高く、次いで医師35%となります。新型コロナの影響で看護師数百人が退職希望というニュースもあり、2025年には約27万人のナースが不足すると言われています。ナースのスキル管理や適正な人事評価、エンゲージメント(愛着心)醸成、モチベーション向上など、ナースの定着率向上が病院経営健全化の鍵になります。

■医療業界HRリーディングカンパニーを目指す

「Epigno」導入実績としては、六地蔵総合病院でシフト作成業務50%削減があります。東北大学病院では、1,000名超のナースキャリア支援のため導入を進めています。「Epigno」対象ユーザーは、ナース150万人、15万人のセラピスト、介護士180万人、30万人のドクターです。対象クライアントは、100床クラス病院~大学病院クラスの3,000病院、訪問看護ステーション11,000施設、介護施設244,000施設と見込んでいます。「Epigno」はクラウドで病院にも簡単に導入できます。現在はスタンダードプレーヤーがおらず、医療・介護施設のチャーンレート(解約率)は相対的に低いため、高いLTV(Life-Time-Value=顧客生涯価値)が見込める高収益SaaSモデルを築けると思っています。

■慶應ビジネススクールをきっかけに専門性の高い経営メンバーが集まる

代表取締役の乾文良は慶應ビジネススクールの同期生です。富士通、商社を経て2018年に当社CEOに就任しました。システム業界やM&Aの経験を有するMBAホルダーです。ファウンダーであり取締役最高医療責任者である私は、現役東北大学病院麻酔科集中治療医で医療現場に精通しています。最高技術責任者であるマリク・オリヴィエ・ブセジュラは、医療系スタートアップでCTOとしてプロダクト開発に従事した経験があります。顧問の田中滋氏は公立大学法人埼玉県立大学理事長です。医療経済学、医療・介護政策で様々な業績を発表しており、地域包括ケアシステム研究の第一人者として慶應義塾大学名誉教授でもあります。

■全ては未来の患者と家族のために

臨床医であった私が経営に興味を持ったきっかけは、大学院の研究で使用していた東京女子医大学と早稲田大学発ベンチャーが開発した補助人工心臓、(株)サンメディカル技術研究所との出会いです。大学の知財を世の中に出すには経営の知識が必要だと思い、東北大学を退職して慶應ビジネススクールに入学しました。サイバーダイン、ユーグレナ、スパイバーなどの大学発ベンチャーのケーススタディを学ぶうちに病院経営の中枢である手術室の課題解決をテーマとして2016年大学院在学中に当社を設立しました。本格的活動は乾CEOが就任してからになりますが、東北大学ベンチャーパートナーズをリードVCとして資金調達も行い、今後はIPOも視野に入れながら医療マネジメントプラットフォームを健全発展させ、未来の患者と家族のために貢献していきたいと思います。

(2020.9.15 interviewed by 國本行彦)

※2020年10月号掲載時点での情報です


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<ポストコロナ特集>
松田修一、吉崎浩一郎、奥原主一、秦信行

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