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(株)Photosynth

2018-12-01 公開
(株)Photosynth
代表取締役社長兼CEO 河瀬 航大
Kawase Kodai

【河瀬 航大 氏 略歴】
1988年鹿児島生まれ。鶴丸高校出身。筑波大学理工学群卒業後、(株)ガイアックスに入社。ソーシャルメディアの分析・マーケティングを行う。2014年当社設立、代表取締役社長就任。経産省が所管するNEDO公認SUI第1号として15億円を調達するなど、IoTベンチャーの経営を担う注目の若手起業家。筑波大学非常勤講師。

【株式会社Photosynth(フォトシンス)】
設 立 :2014年9月1日
資本金 :1,150,000千円(準備金含む)
所在地 :東京都港区芝5-29-11 G-BASE田町15F
事業内容:IoT関連機器の研究開発、スマートロック「Akerun Pro」と「Akerun入退室管理システム」の開発・提供
従業員数:70名(アルバイト・インターン含む)



<起業家インタビュー>

「あらゆる『鍵』のIoT化を通して 自由でスマートなセキュリティの普及を目指します」


スマートロックでオフィスのIoT化を推進するリーディングカンパニー
新規事業開発経験を活かしてアイデアを実行する起業家


■貴社の開発する『Akerun Pro』は、世界初の後付け型スマートロックです。

スマートロックとは、スマートフォンやSuicaなどで鍵の開け閉めができる鍵デバイス・サービスです。ドアのサムターン(つまみ)部分に貼り付けるだけで既存のドアを電子錠にすることができ、鍵の開閉だけでなく、第三者と鍵のシェアや利用履歴の確認も行うことができます。ウェブ管理画面で鍵権限の付与・剥奪を行うことができ、特定の曜日や時間だけ権限を与えることも可能です。

■2016年の『Akerun Pro』リリースに際してターゲットを法人の会議室・執務室向けの販売に転換しました。

企業には特定された多数の人間が毎日大量に出入りするため、任意の相手に鍵を発行して履歴を記録できるスマートロックのニーズは大きいと考えたためです。家庭向けには買い切り型のモデルで販売していましたが、法人には『Akerun Pro』本体の他に専用アプリ、管理システムをセットで、「Akerun 入退室管理システム(以下、『Akerun』)」として販売しています。

■Apple製品のような洗練されたデザインが印象的ですね。

開発当初は民泊などでの活用を目的とした家庭向けの販売が中心だったので、箱を開けた瞬間にワクワクするようなデザイン、誰でも簡単に使える操作性を目指しました。法人向けの『Akerun Pro』は、オフィスのどんなドアにでも設置できるようにコンパクトで無駄のないデザインを追求しています。

■2500社を超える顧客の中心は、従業員規模300名以下の中小企業です。

2017年6月に個人情報保護法が改正され、中小企業でも入退室ログの記録が義務化されました。既存の警備会社のセキュリティシステムは1つのドアへの設置に工事費やシステム費を含め約100万円がかかるため中小企業には負担が大きかったのですが、当社のシステムであればすぐに導入できると好評をいただいています。

■「働き方改革」で注目の集まる勤怠管理にも活用されています。

『Akerun Pro』は様々な外部サービスとのAPI連携が可能です。クラウド型勤怠管理システム「KING OF TIME」との連携により、出社時の入室を勤務開始時間、最終的な退室を終了時間として記録することができます。入退室管理のセキュリティを高めると同時に打刻忘れを大幅に減らすことができ、在室時間と一致した正確な勤務時間を把握できます。また、打刻の打ち忘れなどにより生じていた勤怠修正などの作業時間を削減し、よりスマートな勤怠管理を実現します。

■『Akerun』をプラットフォームとしたスマートオフィスの実現に期待できますね。

NECの顔認証システムと連携した入退室管理や、(株)メタップスペイメントの提供するサービス「会費ペイ」との連携による会員へのクラウド上での入館証の自動発行、利用記録に基づく利用料の自動決済などの展開を進めています。店舗やコワーキングスペースでは、『Akerun』で夜間の時間帯にも貸出を行うことで、人件費を節約しつつ売上の向上にも貢献できます。『Akerun』によって集められた「誰がいつどこを出入りしているか」というデータは、当社独自のデータとして活用していきたいと考えています。

■前職ではSNSのマーケティングを担当されていましたが、なぜ『Akerun』での起業に至ったのですか。

大学時代の友人達との「物理的な鍵を使わずにドアを開けられたら面白い」という何気ない話から、週末に集まって趣味としてスマートロックを開発していたところ、たまたま日経新聞に取り上げられ問い合わせが殺到する事態になりました。これ程のニーズがあるなら是非挑戦してみようという想いでIT出身者、製造業出身者など6名で当社を設立しました。いつか自分で事業を立ち上げてみたいという想いは当時から抱いていましたが、このタイミングで起業することになるとは思いませんでした。

■2018年5月にVC等から10億円の資金調達を行い、累計調達額は15憶円になりました。

ハードウェアの開発が完了し導入社数も増え、収益化のめどはついていますが、年々増加する類似製品との差別化のため認知度獲得が鍵となると考えています。この資金でソフトウェア開発を進めるだけでなく、顧客へのサポート体制やセールス窓口の強化のための人材確保を進めています。リアルな媒体での広告活動も拡大し、2020年の1万社への導入を目指しています。IPOによって社会的信用を確立した後は、海外展開も検討しています。

■今後の展開について教えてください。

将来的にはあらゆる鍵をクラウド化し、よりセキュアで便利なセキュリティシステムを世界に広げていきたいです。『Akerun』リリースから3年、当初はスマートロックに対する不安や戸惑いの声もたくさんありましたが、少しずつ世の中に受け入れられてきたことを実感しています。今後も世の中に新しい「当たり前」を生み出せるような製品開発を進めていきます。
嵐山での『RODEM』の実証実験の様子


(2018.11.8 文責:大森)




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