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(株)インフォコーパス

2016-12-16 公開

<聞き手>
株式会社AGSコンサルティング
専務取締役 小原 靖明さん(右)
1985年明治大学大学院法学研究科修了。1989年当社入社。2000年IPO支援会社ベックワンソリューション設立、代表取締役就任。2007年合併に伴い、当社取締役就任。2012年3月常務取締役。2014年3月専務取締役(現任)

<話し手>
株式会社インフォコーパス
代表取締役 鈴木 潤一さん(左)
1966年1月7日生。早稲田大学理工学部卒。NEC、日本オラクル、サンマイクロシステムズを経て、シリコンバレーのスタートアップに勤務。その後、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)主任研究員を経て、㈱インフォコーパス創業、代表取締役就任。ビッグデータやパーソナルデータのスペシャリスト。

【株式会社インフォコーパス 概要】
設 立 :2013年6月30日
資本金 :41,340千円
所在地 :東京都目黒区下目黒3-5-1 梶浦ビル5階
事業内容:エンタープライズIoTプラットフォームの開発運営
URL :http://www.infocorpus.com/

<特別対談>これからのIPOスタイル

「IoT プラットフォームの世界戦略」


― IoT プラットフォームに国境はない

小原:いつかはソニーやホンダのような夢のある会社の成長のお手伝いをしたいと常々思っておりますが、貴社の事業計画には世界戦略を見据えた鈴木社長の大きな志を感じます。

鈴木:当社が展開するエンタープライズIoTプラットフォーム事業は世界共通基盤にならないと意味がありません。国内のIoT市場は、2015年から2020年にかけて2.4倍に拡大し7,000億円の市場になると見込まれますが、世界市場はこの10~20倍となり、2020年には500億個のセンサーがネットに接続すると言われています。当社の事業領域であるIoTのシステム構築と運用(IoT プラットフォーム含む)は1,700億円市場になると予想されています。

小原:貴社の主力サービスである「SensorCorpus」が想定するユーザー像を教えてください。

鈴木:当社のお客様で先行しているのは、工場の生産ラインや機器の監視、防災システムなどですが、農業、エネルギー、自動車、物流、家電、小売、ヘルスケア等幅広い分野に広がっていくと思います。

小原:センサーのメーカーは数多くありますが、IoTプラットフォームとしてどのように差別化していきますか?

鈴木:様々なセンサーやゲートウェイからの簡単で迅速な接続、センサーデータの特性に最適化したチューニング、可視化や分析だけでなく機器の制御もできること、様々なパブリッククラウドやプライベートクラウド上に実装可能なこと、IoTセキュリティ等、を強みにしていきます。

― 日本で起業するアドバンテージ

小原:鈴木社長の日本企業、外資系企業、シリコンバレーでの事業バックグラウンドが貴社の世界戦略に大きく影響していると思います。

鈴木:私はNECで銀行の勘定系システムの開発に携わり、日本オラクルでプロダクトマーケティングを担い、シリコンバレーのスタートアップベンチャー企業では開発マネジメントに携わりました。インフォコーパスは、インフォ=情報、コーパス=体、といった今まで別々の進化を遂げてきた情報とハードウェアである機械を繋げる、をコンセプトに準備を重ねながら設立しました。

小原:日米のベンチャー企業を巡る環境の違いをどう思いますか?

鈴木:資金調達面では感じませんが、エンジニアの質量には圧倒的な違いがあります。シリコンバレーのITベンチャーはソフトウェアに非常に強いのですが、IoTプラットフォーム分野はまずハードウェアに強い日本で起業して、日本やアジアでの勝ちパターンを身に着けてから世界展開する戦略が良いと考えています。

― IPOタイミングと収益見通し

小原:IPOのタイミングを考える上では収益の見通しが重要になります。貴社の業績計画は2年後から急激に収益が拡大していきます。

鈴木:私どもの収益モデルは、接続センサー台数もしくはデータ流量に対する従量課金制になります。一般的なソフトウェアライセンス事業同様、センサー台数やデータ流量が損益分岐点を超えると、急速に収益力が高まります。これ以外に、IoT導入のためのコンサルティングとカスタマイズの開発があり、収益の下支えとなります。

小原:収益が急拡大していく2019年度をIPOターゲットにすると、そろそろ監査法人や主幹事証券を決定する時期になります。

鈴木:現在はVC向けのシリーズAラウンドでの資金調達を検討しており、その状況を見て決定したいと考えています。

小原:最近はシリーズAを迎える前にIPO準備を始め資金調達を成功させる事例も増えています。IPOは世界市場に向けてのスタート地点です。大きな成長可能性のある貴社の事業スピードの加速を期待しております。本日はありがとうございました。


【対談を終えて】

株式会社AGSコンサルティング 小原靖明

鈴木社長はIT事業会社から始まり、海外での投資経験、政府関連の受託研究などを経験し、本当にIoTに精通しております。その社長がセンサーをツールとして使い、世界共通基盤となるべくIoTプラットフォームを構築し、それも既に製品化が完了しているとのことです。また、営業体制も強化しており、今後、爆発的に事業が拡大することが期待されます。対談の中にもあるように、VCからの資金調達、IPO準備も一気に行い、日本における展開のみならず、アジア、世界への進出も果たして欲しいものです。

株式会社インフォコーパス 鈴木潤一

当社は、ちょうどSensorCorpusの基本機能の開発が一段落し、2016年からの営業活動が成果を見せ始め、PoC(デモ、検証、導入準備)の依頼やパートナー企業との協業が急速に増えてきた状況です。そうした中、今回の対談で、VCからの調達のみならず、IPOの準備は早ければ早いほどよい、と後押しをしていただいたのは大変良かったと思います。今後は世界戦略も見据えて、先手を打ちながら資金と人材を確保し、開発と営業を加速していきたいと思います。


※「THE INDEPENDENTS」2016年12月号 - p20-21より

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