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2014-03-14 公開
日本アジア投資(株)
代表取締役社長 細窪 政

日本アジア投資株式会社
代表取締役社長 細窪 政さん

1961年2月埼玉県生まれ。1983年慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同年日本信託銀行(現三菱UFJ信託銀行)入社、1989年日本アセアン投資(現日本アジア投資)入社、マニラ駐在員事務所長、人事部次長、シンガポール駐在員事務所長、名古屋支店長、投資企画チームリーダー、執行役員、取締役、取締役中国総支配人を経て、2012年代表取締役社長就任(現任)

「日本アジア投資(JAIC)の投資戦略」

―JAICの歩み
1981年にアセアン発展を支援するために、経済同友会102社による共同出資にて設立されました。1985年海外経済協力基金(現在はJICAに統合)が資本参加し、半官半民会社となりました。1987年暮れに日本のVCの草分けである今原禎治(元ジャフコ社長)さんが社長に招聘され、1988年に第1号の投資事業組合を設立、本格的にアセアン向け投資をスタートしました。1991年には日本アセアン投資から日本アジア投資へ社名変更し、国内ベンチャー投資を開始しました。1994年には未上場企業にも関わらず、公募増資にて278億円調達し、1996年には株式店頭公開しました。2000年には小型バイアウト、セカンダリー、事業再生、シード、産学連携など、ユニークな投資スキームを業界に先駆けて取り組みました。2008年には東証1部上場、しかしその直後にリーマンショックで経営再建を余儀なくされました。厳しいリストラを断行する一方で、中国への投資基盤は強化し続けました。今年は国内投資先からの大型IPO実現により収益が急回復しています。

―現在の経営方針
 日本とアジアに跨る総合的投資会社を目指すのが基本経営方針です。キャピタルゲイン志向型投資(プライベートエクイティ)の投資方針は、海外(特に中国)との「クロスボーダーのグロースエクイティ」に重点を置きますが、ベンチャーキャピタル・PIPEs・バイアウトに至るまで柔軟に対応します。ターゲット業種としては、日本に競争優位性があり、海外に大きな市場・ニーズのある業種で、(1)環境・エネルギー、(2)医療・介護・ヘルスケア(バイオ含む)、(3)小売・サービス、(4)食品関連、等です。
 「インカムゲイン志向型投資」は、当初の設備投資負担が大きいものの、長期に亘り安定収益を生み出すメガソーラー・ESCO・インフラ等の事業が投資対象です。海外投資事業は、過去アリババなどの成功例もあり、中国を中心に展開しますが、東南アジアでのネットワークも維持します。
 クロスボーダー・グロース投資の具体例としては、ナガオカ(株)(大阪)と北京暁清環保工程有限公司による中国国内での水処理事業提携、(株)ソフセラ(東京)の医療用コーティング技術を活用した天津塑料研究所有限公司による医療機器製品開発など、投資先の付加価値を向上させています。
 今後のファンド戦略としては、日本国内だけでなく、海外の投資家を開拓していきます。

―2014年の目標
国内投資を再強化します。今年は人材増強ももちろんですが、人海戦術でなく、人脈・ネットワークを最大限活用して案件を発掘し、1件でも多くの新規投資を実行いたします。

※全文は「THE INDEPENDENTS」2014年1月号 - p16にてご覧いただけます

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